よくある質問

Q1 木下式がしつけに効果があるのは、なぜですか?
Q2 木下式を受けると、音楽面だけでなく、知的な能力が引き出されると聞きました。なぜですか?
Q3 木下式では、幼児に高度な能力をつけられるのは、厳しいからですか。
Q4 楽器を習う前に、木下式が良いと聞きました。なぜですか。
Q5 音符が読めずに楽器の勉強で苦労した経験があります。なぜ、木下式では、年齢の低い幼児が
    音符の読み書きができるようになるのでしょうか。
Q6 いろいろな音楽教室の中で、歌上手になるのは木下式だけだと聞きました。なぜでしょうか?
Q7 木下式の発声は、一般と違うと聞きました。どこが違うのですか。
Q8 木下式は、どこで勉強できますか?
Q9 どんな人が、木下式を学んでいますか?
Q10 木下式は自分で子どもに教えることができますか。
Q11 卒業生はどんな活躍をしていますか?



Q1 木下式がしつけに効果があるのは、なぜですか?

木下式を勉強する幼児は、年齢が幼くても、行儀良く大人の話を聞いたり、歌唱に取り組んだりします。この秘訣は木下式のルールにあります。子どもたちは音感教育の中で、「先生の目を見て話を聞く」「行儀良くする」「歌を歌う時は歌う」「できたら返事をする」などの約束を学びます。これを守ることで、幼児たちに好ましい学習姿勢、行儀やマナーを身につけています。 しつけを行うというと、ただ叱ることを考えるかもしれませんが、実は、叱る前にしておかなければならないことがあります。それは、愛情をもって教えることです。幼児にとって未知の事柄は、大人が手をかけ事前に教えておくことで、不安を取り除き、信頼関係を育むことになるのです。


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Q2 木下式を受けると、音楽面だけでなく、知的な能力が引き出されると聞きました。なぜですか?

木下式には、幼児に未知の事柄は、必ず、大人が懇切丁寧に説明をして知らせ、能力が定着するまで継続する体系があります。これを「先導理論」と呼び、幼児たちはこの理論に基づいて、音感かるたや歌唱曲を教えられています。最初は、懇切丁寧に、その後、幼児の理解度にあわせ、少しずつ大人の手助けを減らし、最終的には、自分で考えられる力をつけていきます。 音感かるたによる視覚と聴覚を使った言語訓練、音感かるたと関連づけた歌唱曲、音感かるたの色彩から理解する音符の読み書きなど、総合的な訓練が、小学校に入って役に立つはずです。たとえば、はっきりとした言葉で朗読すること。先生の話しを集中して聞くこと、黒板を見て記憶してノートに書き記すことなど、幼児期に培わせた能力が学校生活を楽にしてくれます。


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Q3 木下式では、幼児に高度な能力をつけられるのは、厳しいからですか。
 子どもに知らないこと、できないことがあるのは、その子が未熟だからではありません。幼児だからできないことはあるのが当たり前です。木下式は、2〜3歳の子どもでも、親しみが持てる音感かるたを使って、反復しながら、少しずつ言語力、歌唱力、記譜力を高める体系があるため、みなが同じように課題に取り組めるのです。 木下式が厳しいといわれるのは、「できないこと」を叱るからでなく、本当はできること、できるのにやらないことを放置せずに取り締まるからかもしれません。


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Q4 楽器を習う前に、木下式が良いと聞きました。なぜですか。

楽器の勉強をするためには、耳で聴いたメロディーを記憶したり、楽器と同じ高さで歌ったり、音符を読んだり、リズムに合わせるなどの能力が求められます。年齢が高ければ、楽器を習いながら、こうしたことを学ぶこともできますが、年齢が低い幼児にはとても難しいことです。そこで、楽器を学ぶ前に、音楽の基本となるハ長調の音階を正しい音程で歌う、音を聴き分ける、音符の読み書き、リズム感、和音感覚を備えさせられるため、木下式が役に立つのです。


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Q5 音符が読めずに楽器の勉強で苦労した経験があります。なぜ、木下式では、年齢の低い幼児が音符の読み書きができるようになるのでしょうか。

木下式では、カラー五線譜といって5色の五線譜が用意されています。それぞれの線の色は、幼児たちが勉強する音感かるたの特徴色となっています。「みんなであそぼうのミ」の特徴色が「みどり」であることが理解できれば、「みどりの線の上」に丸を書けば音符のミを記譜できます。また、緑の線上にある音符は、「ミ」と読むことができるようになるのです。  楽器の演奏の仕方と、音符の読み方を同時に習得するのは、たいへん難しく、音符の読み書きは楽器以前に、習得するのが好ましい理由がここにあるのです。


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Q6 いろいろな音楽教室の中で、歌上手になるのは木下式だけだと聞きました。
    なぜでしょうか?


木下式は自分の発声を通して聴覚に正しい音程を身につけさせる教育です。最初は声域が狭く調子が外れる幼児でも、先生の正しい声をお手本にして真似ることで正しい声で歌う習慣が身についていきます。音階には、音の高さに合わせ、好ましい刺激が考慮されているため、どんな子の調子っぱずれも直せるのです。年齢の低い幼児を歌上手に育てられるのは、木下式の刺激度理論だけと言っても、過言ではありません。


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Q7 木下式の発声は、一般と違うと聞きました。どこが違うのですか。

一般に「歌を習う」というと声楽家のベルカント唱法を思い浮かべるでしょう。しかし、大人の作り声や情感あふれる声は、幼児には音程を感知しにくいものなのです。そこで、幼児たちの生活の中にある溌剌とした声を歌唱に転じさせて訓練して歌に結び付けているのです。これを幼童唱法と呼び、木下式独自の発声法です。


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Q8 * 木下式は、どこで勉強できますか?

木下式の本部、木下音感楽院及び、登録幼稚園・保育園、認可教室で学ぶことができます。本部、認可教室は有資格者が教え、幼稚園、保育園の先生は、三期講習会を受講しながら指導しています。正規に木下式を実践している任意団体が、木下音感協会に登録しています。


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Q9 * どんな人が、木下式を学んでいますか?
幼児期に音楽を学ぶことで賢い子に育てたいと考える人には、総合的に能力を伸ばしたいと考える人、楽器を習うために必要な基礎(音符の読み書き、音程よく歌う、音の聴き分け)を必要と考える人、しつけについて悩みがある人、など、その目的は異なります。確実なことは、そうしたすべてが幼児期に身につくことで、生きる力になると考えるご家庭が、木下式の良さを理解してくださっています。  また、木下式を実践する幼稚園、保育園では、歌が上手になる。行儀がよくなる。話を聞くことができる。指示行動ができる。集団行動ができるようになる、自分で考えるなど、さまざまな理由から、採用しています。


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Q10 * 木下式は自分で子どもに教えることができますか。

お母さんが音楽を勉強したことがあり、木下式の発声法及び指導法を学ぶ気持ちがあれば、不可能ではありません。しかし、木下式の発声法は、年齢が低いほど習得が容易であり、大人の方には難しいこともあるようです。もし、お子さんが音感教育を開始するべき年齢になっている際には、お母さんでなく、お子さんが直接、学ぶことをお勧めします。


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Q11 * 卒業生はどんな活躍をしていますか?

木下式を勉強した人の中には、指揮者、演奏家、音楽の先生など、音楽に関る職業についた人もいれば、医師や語学教授、研究者、経営者、会社員など、それぞれ専門は多岐にわたっています。 幼児期に脳の発達を促し、物事を順序立てて理解して記憶する、音楽を通して自信をもって自己表現する、きびきびとした話し方をする、人の話を聞く、集中して 取り組む、最後まで忍耐を持って責任を果たすことは、どの分野でも求められます。卒業生は、それぞれの専門分野で責任を果たしています。


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